日本と朝鮮半島の歴史年表 考古学時代〜古代まで
2017-04-18
日本と朝鮮半島の歴史年表（考古学時代〜古代まで）
BC10000〜BC5000年くらいまで朝鮮半島は無人地帯だった。BC5000年頃から日本列島から縄文人が半島に移り住むようになり、縄文文化が日本列島同様に花開く。BC2000年頃からシナ大陸北部からの人口流入が始まり、縄文人との混血が少しずつ進行する。
無紋様土器時代を経て、朝鮮半島北部では満氏朝鮮が起こり、南部では馬韓、辰韓、弁韓の三韓と倭国の飛び地が成立するようになる。次に、北部では漢の楽浪郡と帯方郡が置かれ、高句麗も出現。南部では百済、新羅、伽耶、加羅、任那が三韓と倭の後を継ぐ。
表には入れられなかったが、新羅が唐と組み、AD660年に百済を滅ぼし、AD681年に高句麗を滅ぼす。統一新羅の誕生だ。AD663年、日本は白村江の戦いに敗北し、朝鮮半島での拠点をすべて失うことになる。この時、百済、高句麗の遺民が日本に渡来する。その遺民の話す言葉は日本語とほとんど同じで、難なく通じ合っており、生活では別に困らなかったというのが長浜氏の見立てである。